百聞は一見に如かず

夏季休暇明けに各部門の社員４人で

県外の同業他社さんのモデルハウスを見学してきました。

目的は弊社では採用していない

空調システムを見学することで

家全体を小屋裏エアコンで冷房

床下エアコンで暖房するシステムになります。

簡単に説明すると空気の特徴を利用して

冷気は上から下に、暖気は下から上に循環させます。

今回見学させていただいたモデルハウスは平屋で

延べ床面積42.84坪になります。

小屋裏に設置された冷房用エアコン。

エアコン上部の一部

壁の無い空間から家全体を循環した冷気が戻ってきます。

戻ってきた冷気はエアコン上部の空気取り入れ口に集まり

再びエアコンで冷されます。

小屋裏空間から冷気を各部屋に送る送風機・ダクト。

室内の冷気吹きだし口

天井のガラリから小屋裏空間に冷気が戻ります。

床上に設置された暖房用エアコン

分かりづらいですが

エアコン下部の吹きだし口を覆っているカバーを外すと

床が開口されていてここから床下全体に暖気が送られます。

暖気が出てくるリビングの床開口部。

床材に合わせたガラリの下には埃等の落下防止ネットも設置されています。

この空調システムは知ってはいましたが

初めて体験することができました。

また、設置するにあたりプランニングや施工の注意点など

惜しげもなく教えていただき十分理解する事ができました。

どんなシステムでもメリットが注目されますが

デメリットも必ずあるもので、

今回の空調システムが弊社住宅の標準システムとして

採用できるかは今回見学した各部門・会社での十分な

検討が必要になりますが…。

今回の見学会では他県から参加された業者さんも数組おり、

地域が違うと環境・考え方・施工方法も変わる為、

勉強にもなり沢山の刺激を受け大変貴重な時間を過ごすことができました。

弊社は同業他社さんの現場見学・研修・セミナーが多く、

勉強する機会も多く会社には感謝いたします。