本格的な秋の到来。寒くなる前にやっておいたほうがいいメンテナンス|新潟で新築・注文住宅・高性能住宅・平屋|株式会社ユースフルハウス
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本格的な秋の到来。寒くなる前にやっておいたほうがいいメンテナンス

二十四節季「寒露」(10/08)も過ぎ、降雪の知らせも目にする機会が増えましたね。

アフターメンテナンス部の若杉です。

 

寒さが厳しくなってくるとはいえ、まだまだ秋を楽しめる真っ最中。

お出かけもしやすくなり、美味しい食材も店頭に並んでいて

いろいろな所へお出かけしたくなってきますね。

今の食べてみたい食材は「ベビーパーシモン」

ミニタイプで丸ごと食べられる小型のおけさ柿です。

 

さて今日は、年末の大掃除を待たずに今やっておいた方がいいメンテナンスを

4つご紹介したいと思います。

 

①無垢フローリングの塗装

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的に無垢フローリングにはオイル塗装が施されています。

オイル塗装は木の内部に浸透する事で木の保護をするタイプの塗装です。

合板フローリングみたいに表面に膜を張らないので、質感や手触りは木そのものの状態を楽しむことが出来ます。

 

とは言え、無垢フローリングのメンテナンスに水拭きは厳禁!

水に濡れた状態になる掃除をしてしまうと、変色・変形・シミの原因になってしまいます。

(生活の中で不意に付いた汚れの際は、硬く水分を絞ったぞうきんでも良いと思います。)

なので、基本的にはドライシート付のフローリングワイパーでホコリなどを取る程度で日常の掃除は十分です。

 

その上で、比較的過ごしやすいこの時期はメンテナンスに絶好の時期です。

方法は可能な限り家具を移動したうえで、天然ワックス(リボス社など)をウェスなどで表面に薄く塗り込んでください。

 

少し手間がかかっても自分の手で行う事で、材の変形や大小のキズを発見できますし、家に対しての愛着も深まってきます。

 

 

②サッシの掃除

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春~秋にかけて季節や風雨の影響でサッシまわりには砂や花粉など、色々な汚れが溜まってしまっています。

そういった汚れの影響が特に出やすいのが、レールを走らせるタイプの引戸です。

レールに溜まった汚れを放置すると、水分や空気中のカビなどと組み合わさって固着してしまい、レールの滑りを悪くしたり異音の原因となってしまいます。

 

掃除方法は、下レールの汚れに対して使い古した歯ブラシなどや掃除機で大きなホコリを除去後、水を含ませた塗装用のハケで拭いて・すすいでを繰り返し、汚れが浮いてきたら硬く絞った濡れタオルで拭き取ります。

外部収納引き戸の場合は、収納品などに水汚れが付かない様に気を付けて行って下さい。

 

 

③エアコンの掃除

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酷暑だった今年の夏も終わり、毎日稼働状態だったエアコンもちょっと一休みできるようになってきました。

エアコンの掃除に関しては、最近では自動掃除機能付きの機種もありますので

「じゃあ、全くノータッチで良いのかな」

とお思いかもしれませんが、そんな事はなく、メンテナンスは必須です。

恥ずかしながら私の実家もそのタイプのエアコンで、3年ほどほったらかしていましたが、清掃後は見違えるように運転の性能が改善して、快適な夏を過ごせました。

恐らく消費電力量も若干少なくなった事でしょう。

 

掃除をする際には、まずは各メーカーの取扱説明書をご確認下さい。

機種や機能によって掃除方法は違ってきますので、下記では一般的なエアコンについての掃除方法となります。

 

1)エアコンの電源プラグを外し、取り外し可能なカバーを開ける

2)本体内に収納されているフィルターを取り外す

3)本体・フィルターに付いているホコリを掃除機などで除去

4)フィルターを水洗いする。臭いが気になる場合は洗濯用中性洗剤を薄めた液ですすぐ。

5)キレイなタオルで水分を取って、陰干しして乾かす。

6)本体内部のホコリを掃除機で除去し、マイクロファイバークロスなどで水拭きする。

7)乾燥したフィルターを戻し、カバーなどを閉じて、電源プラグを差して完了。

 

【注意点】

・パーツを戻す際は濡れたままですと湿気がカビを呼んでしまうので、しっかり乾かして下さい。

・市販のエアコン掃除スプレーでの掃除はメーカーで推奨していない事が多いので、オススメしません。電子部品の故障の原因となる恐れがあります。

 

これからエアコンの暖房運転を始めた際に、送風に混じって変な臭いを感じる様でしたらぜひお試しください。

 

 

④外壁チェック・塗装

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気候が比較的安定しているこの時期は、外壁のお手入れをするのにも適しています。

壁面にホコリ・コケなどが付着していないか、塗装の変色や劣化が起きていないか見てみましょう。

 

【金属製サイディング】

手が届く所であれば、ホースなどで水をかけながら柔らかいブラシやスポンジで洗い流しましょう。

高圧洗浄機などの強い圧力の水流は塗装面を痛める事がありますので、くれぐれも水を流される際にはシャワー水流にてご使用下さい。

 

【木質系サイディング】

日常的には、付着したホコリや汚れを柔らかいホウキなどで払って頂ければ大丈夫です。

金属系の様に水は使用しないで下さい。木材の変色や変形・シミの原因となります。

 

また、当初お引き渡しの際には表面に外装用塗料を塗布していますので、キレイな状態で住み始められるかとは思いますが、雨や日光にさらされている箇所については1年ほどで本来の塗装が劣化し変色してきますので、再塗装されることをオススメ致します。

 

再塗装をされた方が、比較的長く木壁を楽しむことが出来ます。

基本的には本来の仕様と同じ塗料を塗られる事が推奨です。

 

【注意点】

・ハシゴを使われる際は必ず足場が安定するよう、準備したうえで行ってください。

・2階部分など、高所の位置に関しての作業は無理にご自身で行わず、弊社までご相談ください。

 

 

 

おまけ話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様のメンテナンスをする者はまず、自らのメンテナンスも怠らず。

という事で、会社から与えられている社用車も時間がある時はこまめに洗ってやっています。

 

新車ではないので、所々小さいキズや汚れが残ってはいますが、この子も走る広告塔だと自覚しながら信頼の目で見てもらえる様に、頑張ってキレイにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーナー様のお宅に点検やメンテナンスでお邪魔しますと、

「若杉さんのインスタグラム、フォローしていますよ。」

シャボン玉活動の出撃予告、いつも楽しみにしています。」

「(オーナー限定の)切り絵、大切に飾っています。」

などのお声がけを頂く事があります。

こちらも個人の活動発信の一環ではありますが、オーナー様に見て頂けている事もひとつのご縁であると意識しながら、今後も楽しんでいただけるような投稿をさせて頂きますのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして11月に入りましたら、毎年ほぼ恒例と化している

弥彦公園もみじ谷の落ち葉アート」を予定しています。

その場で出会った落ち葉の色で模様を決めていますので、ほぼライヴアートな作品群です。

実施する日はインスタにて予告していますので、お楽しみに。

 

※使用している落ち葉は全て地面に落ちていた葉っぱなので、

枝から取った葉は使っていません。

 

 

伝えたいことが多すぎて、長々と書いてしまいました。

すいません。

 

恐らく次回の登場は冬期なので、冬期に起こりやすいトラブルや

メンテナンスのお話が出来るように準備しておきますね。

 

それではまた!

この記事を書いた人

若杉 一穂
アフターメンテナンス/二級建築士

若杉 一穂

Kazui Wakasugi

若杉 一穂の書いた記事

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