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配線貫通部の気密
現場管理部の角田です。
また暑い日々が戻ってきました。最近新潟でもコロナ感染者数が多いので感染予防と熱中症対策をして仕事をする日々です。皆さんも気をつけてください。
さて今回は完成時には見えない施工場所シリーズとして電気配線・配管の壁貫通部の気密施工ついて書いていこうと思います。
壁の気密には壁の断熱材はもちろん隙間なしで充填するのは当たり前で気密シートも隙間なく貼っていきます。そのままの壁であれば気密は十分とれるのですが住宅施工はどうしてもその壁に電気配線などを入れて気密シートを貫通させなければいけません。
その貫通部に関してそのまま貫通させた状態にしとけば当然気密が損なわれてしまいます。
そこで壁の気密を保持するために電気配線や配管の貫通部に特殊な気密テープ(写真では白いテープ)を貼って気密を保持いたします。
他には間仕切り壁の貫通部に関してですが間仕切り壁は断熱材が入らないのですが造作材に穴を開けて電気配線等を通します。この穴が気密を損なう穴になりますので気密処理を行う必要があります。
写真の処理はウレタン吹きになっておりますがコーキングや気密テープでもOKです。
このように気密を高めるために壁の断熱材やシートだけでなく貫通部に関しても適切な処理をしないと気密は取れません。そしてこの気密処理が適切に行われているかを第三者機関による断熱防水検査でチェックもして尚且つ自社でも確認をしております。
当社では御施主様に引き渡したあとに快適に過ごしてもらうために何が一番いいのかを常に考えてこれからも施工技術を上げていこうと思います。
この記事を書いた人
現場管理
角田 暁
Satoru Kakuda