耐力面材とは?
現場管理部の角田です。
3月半ばになりますが新潟はまだまだ寒いですね。
早く暖かくなってもらいたいものですが暖かくなりすぎても
花粉が大量飛散して花粉症にはきつい季節になります。
私的には早く特効薬が開発されるのを祈るばかりです。
さて今回のブログテーマは当社にも全棟施工している
耐力面材の役割や施工方法を紹介していこうかと思います。
耐力面材とは簡単に言うと土台・梁・柱を強化するために施工する面材のことです。
耐力面材の強度は壁倍率という数値で表され、
金具や釘の種類や打つ間隔によって異なります。
ということは金具や釘を正しく使用して正しく施工しなければ
簡単に強度が変わってくるんです。
一般の方ではなかなか分からない所ですから不安ですよね。
ですから当社では現場監督のチェックとプラス第3者機関の面材検査を取り入れ
ダブルの検査で図面通りの耐力が発揮できるようにしております。
次に詳しい施工法と注意点ですがまず面材の取付けですが
面材は柱・間柱・梁・受け材などに直接貼り付けて指定釘(CN釘)を使用して
外周100㎜以下、中通り200㎜以下の間隔で留めます。
この時ただ釘を打つのでなく注意が必要です。
釘が面材にめり込まないよう打ち込む圧力を調整しなければいけません。
あとは釘を垂直に打ち込んだり下地材を外さないように釘を打ち込んだりと
注意点は多々ありますので私も気を付けています。
耐力面材は住宅の耐震性能を高めるために重要な箇所であり、
正確な施工が求められるところです。
このように施工後に見えなくなる大事な所を特に確認チェックを怠らず
安全な住まいをこれからも皆様に届けていきたいと思います。