STAFF BLOG
スタッフブログ
給排水管の気密処理
現場管理部の角田です。
つい先日まで30℃超えの日々が続いて暑い毎日だったのに10月に入ってから急激に気温が下がりあっという間に秋の装いになってきました。さすがに私もこの温暖差で調子が良くないです。皆さんもお身体には気をつけてください。
今回のブログテーマは以前電気配線等の気密処理を書かせていただいたので今回は給排水管の気密処理を書いていきたいと思います。
給排水管というのは設備工事で水道管や排水管のことです。キッチンやユニットバスやトイレ等住宅には色々な水や排水を使う機器がありますがその全てに水道管や排水管が床下から貫通して建物内部に入ってきています。
当社の標準施工では基礎内部は通気工法になっているので外気が入るのは問題ないのですが床上からは気密処理になっていますので床部分の気密処理は重要になってきます。
この処理を怠ってしまうと換気をしたときにその隙間から外気が流入してしまいます。その結果当然気密性能も悪くなってしまいます。
このことから貫通部の処理というのは重要な気密施工の一つと言えます。もちろん天井・壁の貫通部にも同じことが言えますのできっちり気密処理を行うことが必要です。
今現在既存の住宅にお住いの方でも床の給排水管の立ち上げというのはキッチン・洗面台・トイレ等になりますのでその付近から風を感じるときは一度給排水管の貫通部を見て隙間が空いているようなら市販のコーキング等で十分ですので埋めると風は止みますし気密も上がります。ぜひ一度試してみてください。
この記事を書いた人
現場管理
角田 暁
Satoru Kakuda