社会的責任感と熱意はあるか

先日の家学塾の翌日に

お知り合いの長野の工務店さん

池田住建企画さんの完成見学会におじゃましてきました。

こちらの建物は

UA値0.3　 C値0.3  　耐震等級3の 超高性能住宅。

池田住建企画さんの住宅は

床下用・小屋裏用にそれぞれ一台ずつエアコンがあるだけで

一年中快適な気温で過ごすことのできる全館空調を採用しています。

基本的に夏は小屋裏ｴｱｺﾝ1台

冬は床下ｴｱｺﾝを1台動かすだけ。

池田社長はよく新潟にも訪れて各社の建物見学や

勉強会にも参加されていますが

勉強熱心　研究熱心で頭が下がります。

弊社では床下エアコンは採用実績が無いので

池田社長から詳しく説明を頂きました。

お忙しい中ありがとうございました！

現在の住宅は高性能化へと向かい

そこはお客さまにとっていい事だと思います。

SNSでも『高性能住宅』の広告が

よく流れてきますが

その影響か相談に訪れるお客さまの中でも

「今はどの会社も性能は良いのでしょ？」

と思われてる方も多いと聞きます。

冬の見学会に行けばどこの住宅会社も暖かくて

尚の事そう思うのかも知れませんが

はたして光熱費はいくらなのか

防湿対策をきちんと理解しているのか

数字を証拠として残しているのか等

ひとえに「高性能住宅」と言われても

本当に高性能なのか疑わしい場合も残念ながら

あるようです。

今回お世話になった池田社長も勉強を重ねて

現在の仕様にたどり着いたのだと思います。

僕らも同様に勉強を重ねて試行錯誤を繰り返し

安定した数値を示すことが可能となりました。

高気密高断熱住宅を提供する

県内外の同業者仲間は考え方はまったく同じではなく

各社これが最善だと思い取り組んでいます。

環境や考え方が変われば

高性能までの道がいくつかあると思いますが

熱意を持って取り組んでいるのです。

社会的責任を感じるからこそ

良い家を提供していかなければなりません。

熱意を持って取り組むからこそ

建物の品質も上がっていきます。

そういう会社で家は建てるべきだと

思います。

どの会社さんの住宅すべてが「高性能」

ではありません。

社会的責任と熱意。

進歩発展の道もそこからですね。

それでは！　👋

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