エアコンから水が垂れてきた場合は
こんにちは、アフター部の吉田です。
先週は暑い日が続き、なんと新潟で観測史上初の39度越えでしたね。
午後現場に顔を出すと職人さんがこの暑さでバテ気味になってます。
この時期になると、建前(上棟)ごとに大工さんは黒さが増していきますね。
板金屋さんも屋根に上がると太陽から逃げ場が無い為、真っ黒です。
暑い中、職人の皆様ありがとうございます(^^)/
そして、そんな暑い日はエアコンがかかせませんがこんな経験をした事ありませんか?
・エアコンの送風口から水が垂れてくる!
・気付いたらエアコン下の床が濡れている!?
この現象はなぜ起こるのでしょうか!!??
そもそもエアコンは、冷房時にエアコン内に結露水が溜まります。
その結露水をドレーンホースを使って外に排水しているのですが、その排水処理がうまく行われなくなると結露水が逆流して送風口から水が垂れてきます。
エアコンの送風口から水が垂れてくる場合は上記の原因がほとんどです。
ではなぜ結露水がうまく外に排出されないのか?
その原因として多いのがドレンホース内のゴミやホコリです。
ホース内にゴミやホコリが溜まると結露水がうまく外に排出されなくなります。
専門の業者さんに依頼すれば直せるのですが、出張費や修理費が掛かりますし、夏場だとエアコン業者さんは超多忙ですぐに訪問出来ない事がほとんどです。
でも皆さんご安心を!
上記の原因の水漏れの場合、簡単に改善することが出来ます。
その方法とは
ドレンポンプ(真空ポンプ)などでドレンホースのゴミを吸い取る方法です。
ドレンポンプ(真空ポンプ)はホームセンターやAmazonなどでも売っています。
価格も2,000円位です。
ではその方法の手順をご説明します。
まずは、ドレンホースを探します。
(エアコンは停止状態で作業して下さい。
作業時に送風口から水漏れが起こる場合がございますので念の為養生等行うと万全です。)
①ポンプをドレンホースに刺します。
②ポンプのレバーを引く
③押し戻さずにそのままポンプを抜く
④ポンプを抜いたら外(地面など)に向けてポンプを押す
⇒これでゴミが詰まっている場合、ゴミと水が一緒に出てきます。
※ポンプを引き抜かずに押し戻すと、ゴミと水がドレンホース内に押し戻されますのでご注意を!!
①~④を何回か繰り返します。
出てくるゴミは小さくても、これでエアコンの送風口からの水漏れは無くなります。
ポンプを数回試したらエアコンを試運転して様子を見て下さい。
実際に水漏れしたお宅で試してみました。出てきたゴミはとても小さかったですが、送風口からの水漏れは無くなりました。
気になった場合は、是非お試しを。
追記:エアコン送風口からの水漏れは起きやすい現象なので、エアコン下に電化製品や家具等設置しないことをお勧めします。エアコンの取り扱い説明書にもそのように記載されております。