結露は家のせい?
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難波です。
今日は同い年のYさんの誕生日です。
おめでとうございます🎉
今シーズンは大雪の予想でしたが
今のところ無積雪。
今日は気温13℃で暖かいですね🌞
今の時期に見学会にいらっしゃる方から
よく聞く事が「今の住まいは結露がひどい」
「なんとかしたい」
結露を解決したい方は多いですね。
結露の原因が家自体にあると思ってる方が
多いなとも思いますが、原因はそこだけでは
ないですね。
結露をする条件になる住まい方をしていれば
結露をするわけで、家のせいだけにはしないで
くださいね。
窓が結露するのも気になるけど、
押し入れの中が湿気るのがイヤ
という方も多いです。 ですよね。
という事で、押し入れの中のメカニズムを
知って頂けると、少しはご安心頂けるかも?
押し入れは扉を閉めきるため空気の流れが無く
よどんでいます。
扉を閉めたままなので押し入れ内部の気温が
低くなりやすい。
外部側に面しているならなおの事。
冬場の押し入れ内の低温化が一番湿気る原因です。
押し入れ内の低温化は結露を生じやすく、
閉め切った扉が部屋の暖気を遮り
布団のような断熱力のあるものを置くことにより
低温が持続してしまいます。
以前にも書きましたが
空気中にある水蒸気はとても小さな粒で
押入れの扉など簡単に通り抜けてしまいます。
空気は気圧差がなければ扉を通り抜けることが
出来ませんから、部屋の暖気が押し入れの中まで
届きにくいです。
そのせいで押し入れの気温が低くなり
結露しやすい状態となります。
押し入れの中で結露が起こると
結露した分だけ押し入れの中は除湿された
事になり
除湿されれば蒸気分圧が下がるので
新たな湿流が押し入れ内に向かいます。
これが押し入れを結露させやすい仕組みとなります。
押し入れ内の湿気取りは湿流を加速しますので
湿気取り剤をセットしても効果は望めません。
押し入れ内の結露を防ぐには押し入れ内の
温度を上げてやるしかありません。
押し入れの扉は少し開けておくか
可能であればルーバーの付いた物や
折れ戸にして上下から空気を通すようにする。
布団を入れる際にはスノコを利用して
布団の下にも空気が流れる工夫をしましょう。
空気が流れる事で押し入れ内部の温度を上げ
露点温度以上を保って頂きたいと思います。
それでは!👋
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