同業者と思う事
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今日は同業者数社でミーティングしてきました。
この数社で近況報告や意見交換を外が明るい時に
やるのは多分初めて。 笑
意外な事が情報として出てきたり、
どの会社さんも同じような事を感じているなとか、
他社さんと比較してウチはここが足りないなとか
自己確認も出来て非常に有意義な時間を過ごすことが
出来ました。
弊社も含めてですが他社さんの口から出てきたのが
『建物のコンパクト化』 『40年ローンの増加』
賃金が増えていない中での土地建物価格の大幅な増に
より、総予算を抑えるためには建物をコンパクトに
しなければならないし、
月々返済額の負担を抑えるために40年ローンを
選択する若い方が多くなっている。
そして20代中盤~後半の若い世代の方の家づくりも
以前よりも増えて来た。
低金利なうちに定年あたりで返済を終える計画で、
という考え方が多い。
どの会社に相談に来られる方もおおむね同じような
状況とのことでした。
20代後半~30代の方が家づくりのボリュームゾーンですが
当然50代60代そして70代ともなればかなりお客さまの
考え方も変化してくるはず。
僕らが目の前の若い方達に提案している家づくりは
お客さま以上にそのお客さまの人生後半も見据えて提案
しなければならないと、責任を感じます。
今日集まった数社以外でも話題に上がるのが
施主様のこだわりが強すぎる家だと
住み辛い家になるパターンも多くなる事。
万が一将来売却するような事になったときは
なかなか売れなかったり査定額が下がったり
する場合もあります。
そんなにド派手なデザインにして
何歳までそのままでいられるんだろう?
という家はあまり提案したくないなと
思うのは一致。
失礼なことを承知で言えば施主さまの
こだわり意見が強くないほうがバランスの
とれたかっこいい家になる。
と思っている会社は多いです
建物がコンパクト化してくると
お客さまの要望の間取りがなかなか
成立しづらくなり、 結果
これなら注文住宅よりも
規格(企画)住宅のほうが良いのでは?
という事例も、各社発生しているようです💦
全国的にも設計事務所さんも含む各社さんで
企画(規格)住宅の提案が多くなっていますが
建築会社もそうですが、お客さまにとっても
良い傾向だと思います。
家づくりの労力は軽減できますしね。
専門スタッフや職人さんの慢性的な人手不足も
叫ばれています。
他社さんと契約したけど、着工がかなり先に
なるのでと、キャンセルして弊社で建築する
事になった方も。
そんな人手不足による弊害?も規格住宅が
増える事により緩和されると思いますけどね。
今いる職人さんたちは高齢化、若い方は
業界に入ってこない。
そう思うと注文住宅はまだまだ価格が
上がりそう。
同業者さんとも協力して、これからのマイナス要因を
解決していかなければです。
次回は1か月後にまたミーティングです。
それでは!👋