伝える 教える
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今でもそうなのだろうか。
職人さんの世界では
「仕事は見て覚えろ」 「親方の背中を見て覚えろ」
というのが当たり前だった時代があったと思います。
「仕事は見て覚えろ」という言葉は、
「実際に現場で仕事を経験し、そこから学ぶことが重要だ」
という意味で使われたのだと思いますが
下積みを何年か経験したらやっと1人前だっ て
時間がもったいないし生産性の上がらない話だと
ずっと思っておりました。
大昔に勤務していた会社ですが
あるチームリーダーの下で働くことになり
そのリーダーも「仕事は見て覚えろ」タイプ
言ってた気がする💧
質問をすれば答えてくれるのですが
なんで最初に教えてくれないのだろ?
と不思議に(イライラして)感じてたのですが
「教える力が無かった」と悟りました。
僕に教える事によってチームの効率アップの
スピードが早まるのに
結果ご自身にもメリットがあるはずなのに。
現代の仕事環境や学習方法は多様化しており、
必ずしも「見て背中で覚える」だけが正しい方法とは言えません。
とくにYoutubeが普及してからは
教わる側の知識の会得スピードは早い。
プロの知識や技術を簡単に知ることが出来ます。
楽器などは練習がもちろん必要ですが
正しい練習方法なのかどうかも独学よりも
判断しやすかったりします。
どれが正しいかは自己判断に委ねられる事も
多々ありますがね。
僕らも業界未経験の方が入社すれば
教育、指導は行います。
決して「先輩の背中を見て覚えろ」なんて
言いません。
ただでさえ覚えなくてはいけない事が
多くある世界ですから
しっかりと教えて、伝えて
1日も早く一人立ちしてくれるほうが
会社にとってもありがたいです。
新人スタッフには教える事や
伝える事はとても重要なことですが
お客さまにも「教える」と
「伝える」は重要なことだと考えてます。
僕が最初の家づくりで失敗したのは
建物のせいだとばかり思ってましたが
それもありますが
僕が建てた会社がその家の住まい方も教えて
くれなかったこともあると思います。
知らなかったとも言うが
今思えばあの家でそれやれば
そーなるよな ばかり。
何年か住んで住まい方を覚えてください
とは言えないので
お客さまには住まい方もしっかりと
お伝えしなければと思います。
それでは! 👋