結露について(続き)|新潟で新築・注文住宅・高性能住宅・平屋|株式会社ユースフルハウス
STAFF BLOG スタッフブログ

結露について(続き)

 

みなさん!寺久保です。

 

引き続き寒い日が続いていますが、

いかがお過ごしでしょうか。

 

 

前回は結露の原因についてお話を

しました。気になる人はこちら

読んでいただけたらと思います。

 

 

今回は前回の話の続きで

結露の対策について

お話ししようと思います。

 

 

住まいの中で外部と内部の

空間を分けている基礎、

壁や屋根ですがその中で

一番の弱点となるのが

窓や玄関などの開口部です。

 

 

 

 

普段は外の景色が見れたり、

明るさを取り入れたりと空間に

彩を与えてくれますが、

断熱に関してはどうしても弱点と

なってしまいます。

 

 

今は樹脂サッシやトリプルガラス等

断熱性能が比較的アップしている

商品がありますがいくら性能のいい

サッシを使っても、

室内の使い方次第では

結露が発生してしまいます。

 

 

では、どうすれば結露を抑えられる

でしょうか。

 

 

まずは

空気の対流を起こすことと、

湿った空気を室外に排気すること。

 

これだけでも結露は起こりにくくなります。

 

 

そのためには24時間換気を止めずに

動かし続ける必要があります。

 

 

特に断熱性能が良い住宅ほど

室内空気が逃げずらいですので

強制的に空気の入替えを

してあげなければなりません。

 

 

 

内部の湿気のこもった空気を

排気し外の乾燥した空気を

入れることで室内の湿度を下げる

ことができます。

 

つまり、24時間換気は

「給気と排気」

を両方行なってくれるので、

室内にこもった水蒸気を外に出して

結露の発生を阻止してくれるのです。

 

 

 

前回にお話ししましたが、

適切な室温と湿度を保っていれば

結露は起きずらくなります。

 

 

室内の空気がこもったままに

していると湿度が上がっていき

結露が発生しやすく

なってしまいます。

 

 

 

しかしそうは思ってもやはり

冬の換気はどうしても抵抗は

ありますよね。

 

そこで冬の換気に対する寒さ対策を

いくつか紹介したいと思います。

 

 

1、給気口または開ける窓の近くに

暖房器具を設置することで、

入ってくる冷気が暖められ、

室温の低下を防ぐ。

 

2、人がいない部屋の給気口を

開け、廊下を経由して

少し暖めてから部屋に取り入れる。

 

3、サーキュレーターで空気を

循環させる。特に窓廻りの空気を

重点的に循環する

 

等があります。

 

どうするのが良いかはお住いの

断熱性能や間取りにより様々ですが

まずは換気を行うことが結露対策で

有効です。

 

 

 

まとめ

 

 

温度が低くなると結露しやすい。

そして、湿気が多いと結露しやすい。

 

 

結露を抑えるには、

室内の水蒸気を減らす。

充分な換気をする。

水蒸気の発生源を少なくするために

洗濯物の部屋干しは

除湿器のある部屋でする。

 

暖房器具をエアコンなど

水蒸気を出さないものに替える。

 

など気を付けるだけで

違うと思います。

 

結露に煩わされない

快適な生活のために、

温度と湿度を見て把握し、

コントロールできるところは

頑張ってみてください。

 

 

仕組みがわかれば、

対策と気持ちの安心材料には

なると思います。

 

 

 

 

この記事を書いた人

寺久保 祐亮
現場管理/二級建築士/一級建築施工管理技士

寺久保 祐亮

Yusuke Terakubo

寺久保 祐亮の書いた記事

CONTACT お問い合わせ

ユースフルハウスの家づくりに興味のある方は
「来店予約をしたいのですが…」

お気軽にお問い合わせください

0120-315-781
受付時間/(水曜定休)

STUDIO / MODELHOUSE 店舗・モデルハウス