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制震部材検証実験
現場管理部の角田です。
今年も早いものであと2か月ほどで一年が終わりますね。
自身の歳を重ねていくごとに1年の過ぎる速さがどんどん早くなっている気がします。
歳を取ったことを実感する今日この頃です。
さて今回のテーマは先月研修にいってきた制震部材検証実験の感想です。
前回のブログでも書きましたように今年初めに富山沖地震もあり地震に対する関心が高まっていて特に住宅では耐震性能がより一層重要視されるようになってきています。
当社でも耐震性能はもちろんのこと全棟構造計算を行うなど耐震に対して力を入れています。
今回参加した研修は耐震性能だけでなく制震性能もプラスして強化する為の制震部材の検証を兼ねた研修でした。
検証実験には地震の揺れが再現できる装置のある工場で行われました。
私自身本格的な装置のある場所での研修は初めてでしたのでとてもワクワクもしましたし勉強にもなりました。
実際に地震の揺れを見ることによってどのように壁の面材が損傷していくのかなどがよくわかりました。
この実験は数種類の制震方法を同じ地震力で耐久を調べる検証だったので同じ条件での比較が出来てとても分かりやすかったです。
このような検証で性能比較を繰り返すことによって新しい工法や商品が開発されていくのですね。
今回検証実験に使用した部材は当社ではまだすぐには採用しないのですが実際採用まで至りましたら詳しく部材や工法を説明していきたいと思います。
この記事を書いた人
現場管理
角田 暁
Satoru Kakuda