制震テープ施工
まだ梅雨の6月ですが連日茹だるような暑さが続いています。
現場でも熱中症対策を強化して重症化しないような現場作りをしている最中です。
皆さんも熱中症には気を付けてください。
今回は先日地震に強くなる制震テープの施工をしましたのでそちらの紹介をしたいと思います。
まず制震テープの概要ですが試験を繰り返し特許開発をした商品になります。
今回はこの制震テープを当社で初めて施工をしました。
まずは事前準備をして上棟時に外周まわりの面材を貼るすべての構造躯体(梁・柱・土台)及び間柱・窓台等にこの制震テープを貼っていきます。
貼り方は事前に施工書を確認していましたが私はかなり難しいかなと思っていました。
しかし当日担当の方に実際現場に来てもらい施工のレクチャーを受けらながら施工してみると事前に思っていた難しさはさほどなく意外とスムーズに施工できました。
実際施工を終えてみて制震テープの感想としては、やはり大工さんの手間やなどは増えてしまいます。ですがそれ以上にこの制震テープで耐震・制震性能が100年以上続くなら私は部分的な制震ダンパーより外回り全ての壁で耐震・制震性能を発揮する制震テープの方がいい商品ではないかと思います。
あと懸念点があるとすれば雨の日の施工です。新潟は雨が多い土地柄ですので、、、
今回は雨の日の施工法もレクチャー受けましたが小雨程度ならいいですが激しい雨などの時はやはり上棟延期などを考えなくてはいけないと思います。
改善法として私は悪天候時でも施工可能なパネル工法も今後視野に入れていければと思っております。
以上で今回は簡単な説明でしたが今後もまた制震テープの施工現場も出てくると思いますのでその時またブログ等に詳しくあげていきたいと思います。
このように当社も私個人としても検討・検証をして新しい技術と取り入れてより良い性能の建物をこれからも提供していきたいと思います。
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