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私の考える家づくりとは

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『柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺』

 

 

157年前の今日10月14日生誕の

歌人 正岡子規の超有名な俳句。

 

 

門前の茶屋で柿を食べていると

 

鐘がなっているなあ。

法隆寺の鐘の音に秋を感じるね。

 

という意味らしいですが

丁度今の時期に詠んだ俳句ですね。

 

 

正岡子規は34歳と言う若さで

病気で亡くなってしまいましたが

 

自分の死期が近いと感じている時に

詠んだ歌

 

『柿くふも 今年ばかりと 思ひけり』

には切ない気持ちにさせられます。

 

 

今も昔も

生きたくても生きられない人がいる。

 

私の母は43歳で亡くなりました。

私が13歳の時 無念だったと思います。

 

 

おぼろげでも将来を描いていた人生が

相当早くに閉じてしまう。

 

身近でもそのように

生涯を終えた方がいらっしゃる人は

多いと思います。

 

 

早くに生涯を閉じた方は無念で

しかありません。

 

医療や技術の進化により

事故や病気が無くなることを

願うばかりですが

 

 

我々の住まいを提供する

という仕事も

それに無関係とは言えません。

 

住宅に起因する事故や病気の

誘発はあってはならない事。

 

 

耐震等級や高気密高断熱に

こだわるのはそれが理由です。

 

 

これから弊社が取り組むことは

建物内で事故を起こさないようにする事。

 

 

今までは住人の方の高齢化による事故

ばかりに目が行ってましたが

 

若年層の住人の方でも家庭内での

事故は多くあると言う事を知りました。

 

 

我が家も子供たちが小さい頃は

ストリップ階段から落ちたりして

ました💦 次女と長男

 

 

私は今でもストリップ階段の

段板の角に足ぶつけてますから

けっこうストレスです💧

 

 

 

自動車業界は業界全体で

交通事故で亡くなる人を減少

させました。

 

私が子供の頃の交通事故で

亡くなる方の数がおよそ

16,000人。

 

近年ではその数3,000人以下。

 

 

家庭内でのヒートショックや

転落事故等で亡くなる方の数が

現状15,000~19,000人とも言われます。

 

 

住宅を提供する側の人間としては

そこを目をそらしてはいけないと

思います。

 

 

私たちが提供する住まいに住むと

生涯健康ですとか長生きしますとは

100%保証できません。

 

自動車業界が努力しても

死亡事故が0にはならないように。

 

しかし死亡事故の確率は相当

減ったわけです。

 

我々は家庭内事故のリスクを

減らさなければならない立場です。

 

 

 

私が思う家づくりの本質は

安全で安心であること。

そして快適と感性価値。

 

 

『 秋の空 清水流る 思ひあり 』

 

秋の空に 清らかな水が

まるで想いを乗せて流れているよう

 

 

 

先ほどのこの想いを

汲み取ってくれる

弊社チームで頑張ります!💪

 

 

 

それでは! 👋

 


 

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