理不尽なクレームが及ぼす影響
今回の大雪では除雪してくれる
業者さんに感謝された方も多い
と思います。
私が実家に住んでいた頃は
除雪車が来てくれないと
車で出かけることも
出来ない山奥でしたから
生活にも直結している
重要なことでした。
早朝から深夜まで
除雪車の走る音が聞こえて
いる日も何度もありましたが
その音を聞いて安心した
ほどです。
今日 あるSNSを見て
残念に思ったのが
除雪を委託されているであろう
業者さんが
今年度で自治体の除雪から
撤退しようと決めた事を
綴っていた内容。
シーズン中は少ない睡眠時間
の中でも皆さんの為にと
頑張ってきたのに
あまりにも自己中心的な
クレームばかりでやって
いられなくなったそう。
クレーム内容の一例ですが
出勤が楽だろうと思い
早朝にやれば「うるさい!」と。
そして9時前後に行くと
「今頃来やがって!」
と言われるのだそうです。
そこには感謝をするという
気持ちはありませんね。
自治体からの委託ですから
除雪費用は税金からの
支出でしょうから
「自分は客だ」的な気持ちに
なっているのでしょうか。
たとえ客だとしても
そんな応対はどうかと
思いますよね。
スタッフ掛橋さんは
大雪になると隣近所の
ご高齢のお宅の雪掻きまで
やっているそうです。
感心しました✨
助け合いやお互い様の
精神も希薄になり
やるとクレーム
やらなくてもクレーム
除雪業者さんは辞めても
クレームが来ると言ってます。
今はカスハラが問題にも
なっていて各業界が
対策に乗り出しましたが
我々住宅業界も対策を
していかないと
業界から人材がいなくなる
のではないかと
以前から危惧しております。
同業社さんとも話題になる
事も増えていますし
理不尽なクレームには
確固たる対応をして
いかなければなりません。
それが原因でこの業界に
嫌気がさして去っていく
人も実際にいます。
これが続けば家を建てる
人材はおろか
家を直す人もいなくなって
しまう可能性もあり得ます。
同じ対応をしても問題ない
方とクレームになる方が
いらっしゃる。
難しいと感じますが
積み重なっていけば
誰でもはじけてしまいます。
県外のある工務店さんの
社長と話したのが
住宅業界もカスハラが
目立ってきたけど
だからこそ逆に
我々がお店の人や業者さんに
そういう態度を取っていると
誤解されないように
気をつけているという点。
SNSのその除雪業者さんの
自治体の担当者さんは
「クレームは無視してください」
と言ってくれてるそうですが
一般の方からのクレームが
嫌になり企業の除雪にシフト
するという動きが
今後の住宅業界と若干
重なって見えるような
気がするのは気のせいかなぁ。
それでは! 👋