注文住宅は高根の花
住宅価格が高騰した影響で
建物の大きさがコンパクト化
しています。
物価上昇で実質賃金が
マイナスになっている
方も多い中
予算内での家づくりを
目指して行くうえで
どうしてもイメージする
家の広さが確保できない
方も多いと思います。
自由設計で好みの素材や
住宅設備機器も選び放題の
家づくりでは
あっという間に予算オーバー
というのが現状です。
住宅会社は高性能な住宅を
予算内で提供したいと
考えますが
(そうでないところも
あるかもしれませんが)
今までのやり方では
成り立たなくなっています。
どこも人手不足なうえに
作業の労力が圧倒的に
増える注文住宅では
予算を含めてのお客様の
ご要望には応えられない
ところまで来ています。
今はコンパクト化で対応
している各住宅会社も
今後更なる資材高騰や
人件費の上昇が続けば
もっとコンパクト化するか
予算を増やすか
そもそも注文住宅を諦めるか
という選択になるかもしれ
ません。
これから家を建てる若い方は
子供部屋6帖で育った方が
最も多いと思われます。
なのでご自身のお子さんに
4.5帖は狭いと感じたり
LDKももっと広くしたい
という意見が出ると
県内外の同業者さんは
口を揃えて言われます。
全国的に大手ハウスメーカー
やビルダーでは
注文住宅から規格化した
住宅へとシフトする動きが
活発化してきました。
間取り変更や設備や建材の
変更も不可としたスタイルや
一部変更が可能な
セミオーダー住宅が増えて
行くと思います。
特に住宅に広さを求める方は
規格住宅という選択も
有りかも。
住宅に何を一番求めるのかで
注文住宅か規格住宅か
建売購入かマンションかに
なるわけですが 中古も
そこには性能と
建てた(購入)後の
アフターやメンテナンス
を優先順位で考えて
ほしいところです。
例えばこれから更なる
光熱費の上昇があった場合
温熱性能の悪い広い家は
光熱費も高くなります。
住宅は建てた後も大事ですから
選択を誤らないでほしいのと
安くて広くて性能が良くて
施工が高品質で自由設計で
いろいろと安心できる家は
無いと言う事を胸に
家づくりに臨んでくださいね。
今や注文住宅は高根(値)の
花なんです🌸
それでは! 👋