時代の変化に対応する
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今日の新聞で
「物流の2024年問題」
についての記事がありました。
2024年4月から
トラックドライバーの
時間外労働の960時間上限規制と
改正改善基準告示(※)が適用され
労働時間が短くなることで
輸送能力が不足し
「モノが運べなくなる」可能性が
懸念されております。
※「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」
結果運送業界でも
ドライバーさんの募集が
難航している状態。
それを解消するために
いすゞ自動車さんは
普通免許であれば運転できる
小型トラックの販売を
スタートしたとの事。
現在増えているAT車限定
免許でも運転できるため
ドライバー不足の解消に
つながると言われています。
こういった時代の変化に
対応する動きは様々な
業種でこれからもおこる
と思いますが
我々住宅業界でも
職人さん不足や高齢化
建材の重量化といった
時代の変化を目の当たりに
しています。
弊社がそれらに対応する為に
必要だと考えているのが
大型パネル工法。
大型パネル工法とは
工場にて柱・面材・サッシ
断熱材・透湿防水シートを
一体化し現地で組み立てていきます。
メリットとして
①上棟後の雨仕舞いが1日で終わる
②今後の職方不足への対応
③今後の職方の高齢化に対応
④品質の向上
等があります。
この工法を初めて知ったとき
職人不足に対応するには
こういう工法の採用に
なっていくのだろうと考えていました。
今一番この工法の必要性を感じるのは
③今後の職人さんの高齢化と
④品質の向上です。
住宅が高性能化していくと
サッシや面材など重量化していきます。
今後の国が設定した断熱等級を見ても
より住宅は高性能化していくことは
間違いありません。
重量物の扱いは
若い時は対応できていても
歳を重ねていけば段々と
体に負担をかけていくことになります。
それを天候の悪い日や
猛暑や極寒の現場で
行うことは危険も伴う作業です。
僕は若い頃ガテン系の
フリーターをやっていました。
体を動かす作業は平気ですが
重いものを運ぶ作業は
ほんとに嫌いでした。
年配の方はもっと
嫌いだったらしく 笑
何気にその人の分まで
運ばされたことも
よくありました 笑
ああいう時の状態の体と
メンタルで職人さんが作業をして
欲しくないというのも一つ。
職人さんが今後さらに
重量化していく建材を
現場作業で行うよりも、
体に負担をかけずにその技術を
存分に発揮してほしい。
実際にパネル工場で見学しますと
絶対にこの条件下で作られた躯体の
方が品質が高いと思っていただけます。
工場見学したい!☞無料相談
雨風雪の状況での作業と
空調の効いた工場の中での作業なら
僕だったら絶対工場の中で作業したい。
足場がある限られた
スペースでの作業より
開放的な空間で作業もしたい。
重いものを運ぶために
大工さんになったわけでは
ないはずです。
大型パネル工法を
どんどん採用していく
予定ですのでお願い致します。
それでは!👋