換気のための排気口は床面付近に
住宅業界に身を置き
30年以上が過ぎました。
あっと言う間です。
初契約は入社から4か月後。
当時は周りの人よりも遅かった
と思います。
私が初めてご契約頂いた
建物が当時在籍していた
会社の「高断熱の家」
まだ24時間換気の義務付けが
無い時代です。
自然給気口はありましたが
換気はどうしていたのか
覚えていません。
トイレだったかな?…
常駐していた住宅展示場も
「高気密・高断熱住宅」と
謳っていたのもあり
その会社が倒産した後も
「高気密・高断熱」には
ずっと興味は持っていましたが
でも何が正しいのかわからない
状態が何年も続きました。
ユースフルハウス設立当初に
岡田顧問と出会ってから
「高気密・高断熱」迷子から
脱出できた気がします。
そして今まで常識だと思っていた
事を相当覆して頂きました。
例えば 換気扇の排気位置。
換気装置と言えば天井付近に
取り付けることが当たり前と
思われてると思いますが
その発想はキッチンの換気扇が
天井付近にあるから。
煙は上にあがるので天井付近に
付けようとの先入観を持ち
それが当たり前となっていたわけです。
2003年の建築基準法で
24時間換気が義務付け
られましたが
その目的はVOCやアレルギー物質を
排気して住宅内の空気を
きれいに維持すること。
アレルギー物質は空気より重く
床上30㎝の高さまでに沈殿している
ことが確認されています。
それらを排気する目的の換気装置の
排気口が天井に付いていたら
沈殿したアレルギー物質を
わざわざ撹拌して空気を汚すことに
なるのです。
そうすると正しい排気口位置は
床面付近であり
臭いの発生源に近い場所なければ
ならないと言う事です。
このイメージ動画は
関連会社ユースフルプレイスの
ホームページで見ることが
できます。
下駄箱の中 ゴミ置き場
収納 トイレもすべて
床面付近の排気を推奨します。
大島モデルでは
排気口が床面付近にある
24時間換気システムを
ご覧いただけます。
地中熱を利用する弊社の
24時間換気システム
『True breath』トゥルーブレス
今後は標準にする方向です。
高気密・高断熱こそ
計画換気が重要と言えます。
換気にももっと関心を持って
くださいね😊
それでは! 👋