換気と健康
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昨日久しぶりに体重計に乗りました。
わかってはいるのですが
増量したまんま💦
理想は-10㎏💀
加齢のせいかご飯も
そんなに食べれなくなって
いるのですがね。
いつもお世話になっている
同世代の大工さんは
とってもシルエットがスマート✨
そういう事だよなとは
わかっているのだけれど
食べる量より運動量を
多くするようアイアンと
ドライバー振ります😊
人間が生きていく中で
一番体内に多く取り入れるのは
食物より空気。
体重50kgの人の場合の
一日の呼吸量を計算すると
0.5リットル×28,800回
=14,400リットル 約20kg。
ごはんにすると約100杯分にも
なるらしいです。
そんなにも大量に摂取する空気が
汚くて有害だとしたら・・・。
2003年に建築基準法が改正され
24時間換気システムを設置することが
義務づけられました。
24時間換気システムとは
室内の空気をファンなどの
機械を使って
2時間に1回家の中の空気が
入れ替わるよう計画的に換気して
常に新鮮な空気を維持するための
システムです。
※正確には『新鮮な空気』という
ものは存在しません。
住宅の気密化に伴い
VOC等の化学物質による
シックハウス症候群の増加が
問題になり
その原因となる化学物質の
室内濃度を下げることを目的とした
システムとなります。
24時間換気システムと同時に
VOCであるホルムアルデヒドの
発散量が最も少ない
F☆☆☆☆の仕上げ材が
一般的に使用されるようになりました。
(F☆☆以下は仕様禁止)
国土交通省住宅局 資料
当時はF☆☆☆☆の建材を使用しているのに
24時間換気システムは必要なのだろうかと
疑問を持ったものです。
でも施主さまが新たに購入される
家具やカーテン・タバコ
消臭剤や芳香剤等々
VOCを含むものがまだまだ多く
取り込んでしまう事が報告され
しっかりと換気されなければ
室内に残ってしまうことが
懸念されています。
国土交通省住宅局 資料
24時間換気システムには3種類ありますが
壁に給気口を設けるタイプの第3種の
採用が一般的に多いです。
このタイプは壁の給気口のフィルターが
すぐに目詰まりしてしまいます。
お引渡しの時には定期的に掃除や
交換をお願いしておりますが
定期点検に伺いフィルターを
チェックさせて頂きますと
ほとんどの方がまったく
掃除や交換はしておりません・・・。
そもそもなのですが
人間が屋内にいるだけで
空気は汚染されます。
家族4人で寝ていたりすると
二酸化炭素(CO2)も
一気に上がるのです。
二酸化炭素(CO2)の濃度には
基準が定められており
具体的な数値は1,000ppm以下
が適切だとされています。
1,000ppm以下とは
1㎥中の空気で 0.1%以下
にしましょうと言う事。
二酸化炭素濃度が上昇すると
約1,000ppmで20%程度の人が不快感
眠気を感じ
2000ppmでは大部分の人が不快感
頭痛・めまいや吐き気を発症する
こともある言われています。
高気密・高断熱住宅を目指す方は
特に換気にもっと目を向けて
欲しいと思っています。
実際弊社のお客さまでも
換気システムに対する
問合せも多くあり
True breathの採用が
増えております。
高気密・高断熱住宅には
換気システムの選択にも
気を使わなくてはいけません。
家づくりの常識も
変わってきています。
せっかく建てるのならば
健康的な暮らしを目指して
ほしいなと思います。
ぜひご相談くださいね。
それでは! 👋