建築地でリスクが変わる
東日本大震災から今日で14年。
この震災で尊い命をなくされた
方々のご冥福をお祈りいたします。
あの日
リアルタイムでテレビから流れる
津波の映像。
あまりにも衝撃的で
そして恐ろしく。
災害に対してなんと人間は
無力なのだと思い知らされた
日々でした。
あらためて亡くなられた方々に
哀悼の意を表するとともに
御遺族の皆様に
お悔やみを申し上げます。
近年の大きな地震の繰り返しで
住宅の耐震性能が需要な事は
浸透していると感じますが
東日本大震災で経験したような
10Mを超える津波に対しては
住宅は無力なのだと痛感します。
その年に購入した震災記録の本を
読みながら
当時の甚大な被害を
思い起こしておりましたが
亡くなった方は建物倒壊よりも
圧倒的に津波が原因とのこと。
10Mを超える津波
まったく想像できません。
静岡県の資料を見ると
南海トラフ地震が発生した場合は
最大津波高さが33Mとあります。
高さ3Mの津波到達時間は
3分とも記してあります。
「明日地震が来ます」と
天気予報のようにはいかない為
津波の対処は非常に難しいと
感じます。
就寝時間に津波が来るとすれば
避難タワーなどがどの程度
役に立つのか。
津波防護施設はどの程度
減災できるのでしょう?
あくまで私個人の意見ですが
土砂災害が毎年のように
発生している
川の氾濫被害も度々
起こるという場所も含め
災害被害の恐れのある場所は
家を建てるべきではない
と考えます。
諸事情で難しい場合も
あるのかもしれませんが…
ドジャース佐々木朗希選手が
お父様を津波で亡くされた
記事や
「津波なんて来ないよ」と
息子に言ったのに
1時間後に息子さんが
犠牲になったお母さまの
記事等も読みました。
切ない内容ではありますが
そういった記事を読む度に
自然災害のリスクを
減らさなければいけないと
思わずにはいれません。
宅建業法において
2020年8月より
重要事項説明時に
水害ハザードマップ
の説明が義務化になりました。
土地を購入して家づくりを
始める方はハザードマップの
確認はしましょう。
14年前私の実家近くで
土石流災害が発生して何軒も
家が流されたことがありました。
幸い人的被害は
ありませんでしたが
幼馴染の家が土砂に埋もれ
その姿が全国ネットに
流れたときは驚きと共に
胸が痛みました。
これからも全国のどこかで
甚大な自然災害が発生する
事があるかも知れません。
リスクが低い場所での
建築を心掛けることが
ご自身やご家族を
守る第一歩なのではと
考えます。
それでは!👋
完成見学会開催
新潟市秋葉区新津東町
3/15(土) ~ 3/20(木)
10:00~17:00
平日見学可能です
詳しくは ☞こちら