家学塾 設立趣旨|新潟で新築・注文住宅・高性能住宅・平屋|株式会社ユースフルハウス
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家学塾 設立趣旨

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私達が参加している

家学塾について

 

 

主宰者である岡田好勝氏の

この会の設立趣旨を記します。

 

 

家学塾 設立趣旨書

 

21世紀は環境の時代と

いわれています。

 

それは人類が化石燃料を

枯渇させつつあり

環境を不適切な状態まで悪化させ

 

生物の多様性にまで影響を与えて

しまったことに寄る事からの

反省からなのでしょう。

 

そのような環境の時代にあって

これから求められる住宅は

健康・省エネルギー

 

そして自然環境との共生で

継続可能な世界を実現するもの

でなければなりません。

 

すでに日本政府の働きかけで

省エネルギー性能の高い

高断熱・高気密住宅の普及が始まり

常時換気も義務化されています。

 

しかしそのような意図に基づいて

作られている住宅も

その実態はといえば

 

居住状態での室内空気の分析・確認

気密レベルの実測などが建築家の

自主的な活動に任されたままで

 

実際にはほとんど行われていない

というのが実情です。

 

設計手法は相変わらずの

観念的な美意識で決定され

 

化学・物理学・医学からの

アプローチが設計に

関与することは

 

全くと言ってよいほど

実施されていません。

 

バリアフリーという観点からも

高齢者に合わせて室内の

段差を解消する程度の

 

非常に稚拙な処置しか

なされておらず

 

ユニバーサルな設計意図よりも

感覚的な意匠が優先して

しまいます。

 

 

家学塾では住宅建築を

環境建築と位置づけ

 

建築物を構築するうえでの

必須項目の優先順位を

明確にしたうえで

 

少なからず発生するであろう

設計上の矛盾を解消し

 

すべての分野において

科学的に検証することを

徹底することで

 

曖昧な設計が行われないよう

建築家の研修を目的として

設立しました。

 

建築物を構築する上での

技術・知識は非常に多くの

項目があり

 

一様にこれが正しいと

決定していくことは困難

ではありますが

 

ひとつひとつを

実験・検証によって

エビデンスを構築し

実務に反映してまいります。

 

住宅を建築する目的も

人それぞれであり

一様ではありませんが

 

家学塾においては

主な目的項目の優先順位を

明確にしています。

 

その順は

第一 居住者の健康・長寿・安全

第二 快適性

第三 快適を実現したうえでの

省エネ性・経済性

第四 意匠性

の順となります。

 

優先順位の認識は非常に重要です。

 

たとえどんなに省エネで

あったとしても単に暖房費を

削減するだけでは意味がありません。

 

ヒートショックで亡くなる方の

数は毎年17,000人を超え

 

2017年現在では交通事故死亡者の

4.5倍にも上ります。

 

食の安全以上に住環境の安全は

重大な問題なのです。

 

積極的な暖房と省エネや

環境保全は一見矛盾する

行為に見えます。

 

しかし私たち人間は全ての人が

健全に生活していく権利があり

人の命を守る義務があります。

 

家学塾は住宅建築の優先順位を

哲学とし

安定した運営体制を持つ組織として

 

健全な住宅を建築・提供し

社会に貢献していくとを目的とします。

 

平成28年10月26日

家学塾主宰

岡田好勝

 

 

また明日も家学塾

 

 

それでは! 👋


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