奇々怪々 家の価格
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先日のブログで
家の金額はわかりにくいと
書きましたが
ホントにわかりにくいです😅
規格住宅でもわかりにくい。
例えば規格住宅の広告等で
建物価格2,000万円 (税込価格2,200万円)
とあったとします。
(規格住宅なので間取りも
住宅設備も仕様も決まっている)
この価格で「住める状態なのか」
といえばそうではありません。
まず建物以外で必要となる
諸経費というものがあります。
▪税金・登録免許税
・印紙代
・登記費用
▪申請費・手数料
・謄本・公図
・構造計算
・性能証明
・他助成金関係等
▪融資関係
・融資手数料
・保証料
▪その他
・水道加入金
・火災保険
・引き込み工事
・エアコン工事
・etc
100~200万円もしくは
それ以上掛る方もいます。
この諸経費というのは
建築地によっても変動しますし
キャッシュで購入なのか
融資先がどこでどのような
返済計画なのかによっても
金額は違ってきます。
なので諸経費は一切
表示価格には含まれません。
お客さまの条件が違うので
算出できないのです。
ここまではどこの会社も
同じ事が言えます。
それでは
建物価格税込み2,200万円に
諸経費を追加すれば住めるのか
といえばそうではなく
ここからが各住宅会社によって
まったく違うので
ややこしくなります💦
建物価格2,000万円(税抜き)
の中には
何が含まれているのか?
逆に何かが含まれていないのか?
と思うかも知れませんが
軟弱地盤に建築する場合に必要な
地盤改良工事は一般的には
含まれていません。
建築地によって地盤改良工事が
不要の場合もありますし
工事費の価格も違います。
付帯工事と言って
家に引き込む水道や排水の
工事費も
建築地が公共下水のエリアなのか
浄化槽地域なのか
オール電化のお宅なのか
ガスも引き込むのかで
変わります。
なのでここも建物価格には
含まれない場合がほとんどです。
逆に含まれていた場合は???で
地盤改良費が含まれていた場合
地盤調査も行わずになぜ
地盤改良費を算入できるか
意味不明ですし
改良費をいくら含んでいるのか
考えると謎が深まります ???
同業社間でも話題になる💦
他に追加金額となるものは
▪駐車場代 土間コンクリート等
▪屋根付きカーポート
▪植栽
▪太陽光パネル
▪土地代金
等々
数年前に
弊社の概算予算計画書を
見たお客さまが
「この金額にあとはユニットバスや
キッチンなんかの金額も入れないと
ですよね?」
とおっしゃった時は
逆にビックリしたのですが💦
建物価格にそれらが含まれていない
会社さんがあったのだそうです💀
照明器具が含まれていない
というのはよく聞く話ですが
それも変な話ですよね。
業者さんから
壁紙もオプションの会社が
あると聞いたことがあるのですが
奇々怪々な話でございます👻
契約前に住宅会社さんから
予算計画書を提出されましたら
よく確認してください。
最初の建物価格に含まれるものは
住宅会社によって違うのです。
だから坪単価なんて聞いても
まったく参考にならない。
確認の仕方がわからなければ
レクチャー致しますので
ご相談くださいね。
それでは! 👋
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