企業には利益が必要
あと1週間で今年の業務も
終了となります。
元旦に発生した能登半島地震から
もうすぐ1年になるかと思うと
今年1年は本当に時の経つのが
早く感じられます。
私個人では大きな変化は無く
毎日淡々と過ごしておりましたが
来年はいよいよ還暦を迎えます。
私自身の人生の節目と捉え
そこから人生の後半戦を
有意義に過ごせるよう
目標を持ち仕事もプライベートも
良い変化が訪れるよう励みたいと
考えております。
今年は建設業・物流・医療業界と
『2024年問題』の規制が適用
された年でした。
物流業界ではトラックの高速道路での
最高速度の引き上げが実施され
以前の80キロから90キロへの
引き上げが行われましたが
個人的には100キロまで
引き上げて欲しかったかなと。
トラックの速度制限の緩和は
働き方改革関連法による
労働時間の上限規制に関連する
ところですが
これは物流業界の「2024年問題」
に対応した結果。
我々の建設業界でも
同様に「2024年問題」を
抱えております。
人手不足の中で同じく
労働時間も上限規制されれば
その状況が更に悪化するのでは
と言われておりました。
昨今の建材費の大幅な上昇の中で
企業も利益を出しにくくなった今
以前と同じような事してたら
住宅価格を更に値上げしないと
厳しいかもしれません。
今後は地政学的なリスク増も叫ばれ
価格上昇となる要因もまだあります。
人手不足を解決するには
従業員さんの待遇アップや
職方さんの手間代アップが
必要になるでしょう。
それらは住宅価格に影響します。
注文住宅の価格がさらに上昇。
これから建てる建売や
規格住宅も可能性有り。
注文住宅でも安く建てれると
思う人もいると思いますが
私が考える安い注文住宅は
①年間何千棟のスケールメリット
ある程度仕様は決まってる場合が多い
②安普請 低性能
割り切るしかない
③少人数で超低粗利の会社
会社に利益が残らない
④大人数で低粗利の会社
会社に利益がもっと残らない
⑤職方さんを叩く(値切る)
どんな気持ちで作っているか心配
その手間代でも受けるしかない職方さんも心配
企業がしっかりと利益を
確保しなければオーナー様を
守ることができません。
企業が存続しなければ施主さまの
家守が出来なくなってしまいます。
全国的に建設業の倒産や
M&Aの話が多い昨今。
倒産は言わずもがなですが
M&Aの場合も担当者や
代表が残れれば良いでしょうが
そうでない場合は引継ぎ等は
上手く行くのでしょうか。
経験無いからわかりませんけど💦
しっかりと利益を企業が確保して
いなければアフターフォローさえ
まともに出来ません。
安いのには理由がある。
私たちは利益をしっかりと
確保させて頂き
末永くオーナー様を守る
企業でありたいと考えます。
それでは! 👋