ナイチンゲールも説いています
仕事柄か私のSNSにはよく
住宅関係者の投稿がよく
タイムラインに流れてきます。
XやThreads Instagram
あとは住宅会社の役員向けの
広告😅 お困りのようで
住宅関係者の方の投稿を
見ていると共感できるのも
多いですね。
今度ブログでもそれらを
書こうかと思います。
昨日のブログでも書きましたが
どの会社さんも広告では高性能を
謳っているので
一般の方はどこの会社も同じだと
と思っているかも知れません。
そんなことは無いですけど。
広告には高気密高断熱という
言葉が溢れています。
高気密なのであれば換気も重要。
計画換気をどのように考えるのかは
住宅会社に確認しましょう。
かのナイチンゲールが150年以上も前に
『看護覚書』の中で換気の必要性を
説いています。
「ほとんどの寝室は汚い」
「患者の体を冷やさず、空気を外気と
同じくらい清浄なものにしておくこと」
人の吐く息や防虫剤・化粧品
食品やゴミの臭い
家具等から出る揮発性
有機物質(VOC) 煙草の煙
ダニの死骸や糞・カビの胞子
衣類からの埃 等
室内の空気を汚染する物質は
どこにでもあります。
今から約20年前
中途半端にちょっとだけ気密性能が
上がってきて
そうすると部屋の汚染された空気で
健康被害が出るとよくないよね?
という事で2003年に改正建築基準法
(俗にシックハウス法)が
定められました。
それにより住宅のすべての居室は
常時1時間に0.5回以上の換気を
する事と定められました。
つまり1時間で部屋の空気を
半分外気と入れ替えてねと
いうことです。
人間にとって最低必要換気量は
大人1人当たり1時間に15㎥。
少し動いて30㎥と言われています。
改正建築基準法では
この必要換気量を
機械式換気で1年中ずっと
換気しなさいと義務付けたのです。
(自然換気は認められていません)
なのでこれからつくる居室を持つ
すべての建築物は24時間換気
システムを装備して
換気システムのスイッチは
切らないで生活をする事に
なったのです。
しかしあまり換気システムには
無関心な方も多く…。
オーナーさま邸に伺う度に
「フィルター掃除してくださいねー」
とは必ず言うのですが
「そう言われてましたよね💦」と
やってない方がほとんどです😅
換気不足は住む方の健康を
損ねる場合もありますし
お子さまの学習能力にも
影響を及ぼすと言われています。
過去のブログでも紹介させて
もらってますが
いつ書いたかもよく覚えて
いないので🙇
また改めて書いていこうかと思います💦
それでは! 👋