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気密性について

 

こんにちは! 寺久保です。

 

昨日は【家学塾】があり、岡田先生より講義を受け勉強させて頂きました。

他社様での結露発生事例の検証、雪国の耐震、水害対策など、今回も目から鱗の講義でした。

今後に活かして行きたいと思います。

さて、

家づくりを検討されている方は、「高断熱・高気密」こういったフレーズをよく耳にするのではないでしょうか?

 

「高気密ってそもそもどういう状態?」「そこまで重要なの?」「どうすれば高気密の住宅が建てられるの?」などなど、素朴な疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。

 

以前のブログで断熱について紹介しましたがその能力を十分発揮するためには気密性が大切になります。

今回は、住宅の気密性が必要な理由についてまとめていきたいと思います。

 

【高気密】とは・・・

気密性とは、屋内と外部との空気の流れを妨げる性能のことをいいます。(屋外から室内に隙間風が入ってこないように家の隙間を減らすことです)

 

高気密とは、この性能が高い水準にあることを指します。

 

具体的に言うと、建材の寸法誤差をなくしたり、建材と建材の接合部分を気密シートや気密テープなど隙間なく施工していくことです。

 

しかし、目では確認できない住宅の隙間をどのように確認したらいいの?と思われることでしょう。

 

実は家の性能として把握できるよう、隙間面積を数値化したものがあります。

 

それがC値です。

 

気密性はC値という数値で表され、建物床面積1㎡あたりの隙間面積を表します。

この数値が小さければ小さいほど、隙間面積が少ないことを意味します。

 

例えば、床面積100㎡の家でC値が1.0であれば、建物全体の隙間面積は100㎠くらいということになります。

 

この気密性が重要な理由は大きく説明すると4つあります。

 

1, 省エネルギーで室内の温度を快適に保つ

 

高気密、高断熱は、外からの熱が直接伝わりにくく密閉されているため、冷暖房の効きが良くなります。そのため、効率よく室内を暖めたり、涼しくしたりできるので電気代が抑えられます。

 

気密性が低いと冬は暖房をつけても暖かい空気が屋根の隙間から外に漏れ、漏れた分だけ床下の冷たい空気が家の中へ入ってきます。夏も同様に、暖かい外気が隙間から入ってきてしまいます。

家の隙間はできるだけ少なくした方が快適性もあります。

 

2, 断熱性能がしっかり発揮される

 

家の中には断熱材といって、室内が外気の温度変化を受けにくいように熱を伝えにくくするものが壁・屋根・床・基礎などに入っています。

 

断熱材には以前ブログで紹介しましたので気になる方はこちらをどうぞ

↓↓

断熱材について

 

3, 内部結露を防ぐ

 

冬の乾燥した外の空気に比べると、家の中の暖かい空気は湿気を多く含みます。

家が隙間だらけだと隙間から湿気が壁の中や床下に流れ込んでしまい、断熱材の入った壁の中を空気が自由に動き回ります。

結果的に壁の中で結露が発生してしまいます。

そのため気密性があると、それらを防ぐことができ、結露が原因のカビやダニを防ぐことができます。

また、断熱材には(どんな材料でも)必ず防湿が必要で重要です。 水蒸気の話になりますが、そのあたりは営業スタッフが最初に説明させていただいておりますのでぜひご確認くださいね。

 

 

4, 換気効力を上げる

 

人が生活していると、水蒸気や二酸化炭素、匂い成分など…様々な汚染物質が室内で発生します。

これらの汚染物質を屋外に排出するためには定期的な換気が必要です。

昔の住宅は隙間だらけだったので、窓が常に空いているような状態と言っても過言ではなく、換気の大切さがあまり注目されていなかったのではないかと思います。

ところが、2003年以降のマンションや住宅では24時間換気が標準となっています。(家の中の空気を2時間に1回入れ替えるのがルールです。)

 

多くの住宅で採用されている第3種換気では、排気は換気ファンで行い、給気は給気口から自然に行います。

 

 

 

給気口から空気が入り、換気扇から空気が出ていく流れがしっかり作れると、部屋中の古い空気と新しい空気をきちんと入れ替えることができ、空気を綺麗に保つことができます。

 

図の右のように、気密性が高くないと、給気口からではなく、家の隙間や換気扇の周りにある隙間から空気を取り入れてしまいます。

 

そうすると、新しい空気は換気扇の近くから入り込み、換気扇からすぐに出て行ってしまうような流れとなってしまい、換気扇の周りでしか空気の循環が起こらず、部屋全体の空気はほとんど入れ替わりません。

 

換気扇近くの空気だけが循環する、ショートサーキット(短い循環)という現象が起きてしまいます。

 

汚染物質が溜まってよどんだ場所を造らないためには、家の隙間は可能な限り少なくし、24時間換気扇を回す必要があるのです。

 

気密性のはかり方

 

 

気密性を実際はかる場合、窓や玄関などを閉め、給排気口を塞いだ状態で写真のように、バズーカ砲のような機械(気密測定器)で窓1ヵ所から室内の空気を強力な送風で排出します。

 

一気に建物内部の空気を排出するので、建物内部は一時的に負圧状態になります。

建物内部が負圧になれば外部から空気が室内に入ってこようとします。

 

このとき隙間が小さければ少ないほど空気は入りづらく圧力差が大きくなり、逆に隙間が大きいと、いくら通気量を大きくしても圧力差は大きくなりません。(隙間からどんどん空気が入ってくるので圧力差が生じにくくなるためです)

 

このように専用の測定器を使うことで、送風機の風量と圧力差の関係から隙間面積を自動で算出してくれます。

 

気密測定で測定・計算したものを、前述したとおり相当隙間面積(C値)といいます。

 

住宅に気密が大切だということ、気密性能はC値というもので表されていることは、なんとなくお分かりいただけたかと思います。

しかし数値として実際どれくらいであれば高気密であると言えるのか知りたいところですよね。

 

現状日本にはC値基準がありません。以前は寒冷地でC値2.0、その他の地域で5.0という基準がありました。ところが、2012年に制定された、現行の改正省エネ基準の中からは削除されてしまったのです。

 

よく比較される値としてはC値1.0以下ではないでしょうか。(完全に個人的意見ですが・・・)

100㎡の家でC値1.0の場合、1㎡あたり1㎝、家全体で100㎠の穴が開いているということになります(はがき1枚148㎠)

 

家の形やプランなどもありますので、一概にいくつ以下が良いとは言えないと思いますが、そこを意識して家つくりをしているか、コストや手間を理由に省略していないか。

気密性の重要性を理解して家づくりをしているのかどうかが重要だと思います。

 

安心して家づくりを任せられるかどうかを、最終的に判断するのは家を建てる側です。後悔することがないよう、信頼できる会社選びをしてください。

WRITERこの記事を書いた人

現場管理/二級建築士/一級建築施工管理技士

寺久保 祐亮

Yusuke Terakubo

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